GARMIN(ガーミン)トライアスロン対応おすすめGPS時計【2020年5月】
トライアスロンのレースやトレーニングで、GARMIN(ガーミン)のGPS時計を購入しようと考えている方向けのページです。たくさんのモデルの中から、トライアスロンに対応したモデルのみをピックアップしてご紹介しています。
スイム、バイク、ランニングのトレーニングを行う上で、どのくらいの距離や強度で行っているのかは、キチンと記録をして、時には分析もしたいですよね。
最近なら、スマートフォンのアプリで計測することもできるので、全てスマートフォンで記録しているかも?
ただ残念なことに、健康のために走るだけならいいのですが、トライアスロンのトレーニングに使おうとするとスマートフォンでは、GPSを長時間使い続けることでバッテリーがもたなくなってきます。
そんな時に使いたいのが、トライアスロンに対応したGPS機能付の腕時計。
トライアスロン対応となると、GPSがあればいいということにはならないので、どれが使えるのか?というところまで落とし込んで解説していきます。
GARMIN(ガーミン)のトライアスロン対応モデル
トライアスロン用のGPS腕時計を選ぶ3条件
トライアスロン用のランニングウォッチとして、ボクうえせいが重要だとことは次の3点。
- マルチスポーツに対応していて、アクティビティとして「トライアスロン 」がある
- メーカーのラインナップに、スマートフォンと同期できるGPS付きサイクルコンピューターがある
- 別売りオプションを、自転車に取り付けるとペダルの回転数等が計測できる
この3つの条件を挙げている理由は、1については例えばランニングだけにしか対応してないというのではだめだし、バイクに装着するサイクルコンピューターではランやスイムでは使えないのですよね。
また、2についてですが、レースは別としてバイクトレーニングの時はリアルタイムに情報を見ながら随時調整をしたいと思うので、バイクのハンドルに付けるタイプのサイクルコンピューターが欲しくなります。
ただ、サイクルコンピューターが付いていたとしても、同じメーカーのものでないと計測したデータを一元管理できないので、あとでどんな結果だったのか?がわかりにくくなるというのが理由です。
最後に3については、バイクが速くなるためには、やみくもに走り込みをするよりは、ペダルの回転数を一定に保つトレーニングは必須になるので、回転数を計測するためのケイデンスセンサーは必須となります。
つまり、バイクに着けるサイクルコンピューターとGPS腕時計は同じメーカーで揃えたいということ
条件を満たすトライアスロン用のGPS腕時計
いろいろと調べてみましたが、3つの条件に当てはまるメーカーは、あまりなくて、「GARMIN」と「Polar」だけという結果に。。。
そして両者を比較した結果、
- ラインナップが多い
- ユーザーが多い
- スマートフォンの連携や決済機能など
この辺りの比較で、当サイトではGARMIN(ガーミン)のGPS時計をおすすめしています。
その中でもトライアスロンに対応したモデルのみに絞ってご紹介します。
ここに紹介した以外のマルチスポーツ対応のモデルならば、レース時にスイム・バイク・ランを、それぞれ計測することはできるので、使えない訳ではないのですが、 ここでは「トライアスロン」というアクティビティがあるものに絞ってご紹介しています。
ForeAthleteシリーズ
その名の通りアスリートのためのGPS時計です。ランニング用途のモデルが多いですが、トライアスロン用のものもあり、あとに紹介するfenixシリーズに比べると軽量なのが特徴です。
普段は、別の時計をしているから運動の時だけでいいよ、という方におすすめのシリーズです。
GARMIN(ガーミン) 「ForeAthlete 935」
ForeAthlete 935は、ラン(屋内/屋外)、サイクリング(屋内/屋外)、スイム(プール/オープンウオーター)や筋トレなど複数のトレーニングに対応しています。
またこのモデル以降、時計自体に光学式心拍計を内蔵したので、胸バンド式の心拍計なしで簡単にランニング中のピッチ、接地時間、接地時間バランス、ストライド幅、上下動、上下動比が測定できるようになりました。
GARMIN(ガーミン) 「ForeAthlete 945」
ForeAthlete 945は、ForeAthlete 935の後継モデルです。
ForeAthlete 935の機能は全て搭載されている上で、違いとしては通信衛星のGalileoに対応したこと。
そして、時計にプレイリストをウォッチに同期して聴くことができるようになったことや、GARMIN(ガーミン)の決済機能である「GarminPay」に対応するなどの機能が追加されてます。
今から買うなら、935より945の方がおすすめですよ
▼詳しくはコチラの記事を読んでください
GARMIN(ガーミン)fenixシリーズ
fenixシリーズは、ForeAthleteシリーズに比べ、素材が樹脂からステンレスになったり、ディスプレイがサファイアガラスだったりと、それなりのグレードの腕時計と同様の仕様になっており、普段使いもできるようになっているのが特徴です。
その代わりにちょっと重くなりますよ!
GARMIN(ガーミン)fenix6X シリーズ
2020年5月現在、GARMIN(ガーミン)のfenixシリーズでの最新モデルです。
ディスプレイが直径1.4インチ(35.56 mm)とさらに大型化が進み、通常のトレーニングで必要なGPSと光学式心拍計を作動させた状態で、最大60時間稼働できるというバケモノ級のGPS腕時計です。
もちろん、時計として使っているだけなら最大21日間稼働するというロングライフですから、某A社の人気のスマートウォッチの比ではありません。
もちろん、Garmin Pay非接触型決済、プレミアム音楽配信サービス3に対応した音楽ストレージ、スマート通知などを搭載も搭載しています。
GARMIN(ガーミン)fenix6 シリーズ
ディスプレイが直径1.3インチ(33.02 mm)と、fenix6xシリーズよりは少し小ぶりですが、それでも存在感はかなりある大型ディスプレイで視認性はかなり良いです。
※fenix6sという少し小ぶりなサイズ展開もあります。
バッテリー稼働時間についても通常のトレーニングで必要なGPSと光学式心拍計を作動させた状態で、最大36時間稼働できますので、ウルトラマラソンやロングトライアスロン でも十分に使うことができます。
できることにおいてもfenix6xシリーズと遜色はないのですが、価格もfenix6xとそれほど変わらないので、大きいディスプレイがちょっと。。ということでないなら、上のfenix6xの方をお勧めします。fenix5Plus シリーズ
fenix5 Plusと少し小ぶりな、fenix5S Plusがあります。GarminPayと音楽の保存再生がつくようになりました。。
ボクが持っているfenix5 Sapphireの後継機ですが、なぜかバッテリー稼働時間が短くなりました
音楽が時計自体に保存ができるようになり、Bluetooth接続したイヤホンやヘッドフォンで、スマートフォンなしで保存再生ができるようになっています。
Garmin Payにも対応しているので、この記事を執筆時点で、GPS性能やバッテリー稼働時間の差はありますが、Suica対応予定モデルに入っていないこと以外、後継モデルとの差はありません。
Suicaは、iPhoneのApplePayで対応してるから問題ないよというなら、このモデルが1番お買い得だと思います。
GARMIN(ガーミン)fenix5 Sapphire
前述しているForeAthlete935の兄弟モデルになります。機能的な違いはなくベゼルがステンレスになり、ディスプレイがサファイアガラスになっているくらいの違い。どちらがいいのかは、普段使いするかどうかで選ぶといいと思います。
※fenix5sという少し小ぶりなサイズ展開もあります。
ちなみに、ボクうえせいはfenix5 Sapphireを長く愛用していましたよ
MARQ アスリート
GARMIN(ガーミン)が、素材や外観にまでこだわった高級ライン「MARQ」コレクションの一つで、アスリート向けのモデルです。
機能的にはfenix6Xシリーズの方が上なのですが、ケースにまでチタンが使われている上で、作りやデザインがよく細部までこだわって作られているのが分かります。
まさに普段使いができる高級スポーツスマートウォッチというイメージです。
お値段も22万円というGARMIN(ガーミン)では最高級プライスです。比較表
ForeAthlete 935 | ForeAthlete 945 | fenix6x Sapphire | fenix6 Sapphire | fenix5Plus Sapphire | fenix5 Sapphire | MARQ ATHLETE | |
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レンズ素材 | ガラス | ガラス | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル | サファイアガラス | サファイアガラス | サファイアクリスタル |
ベゼル素材 | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | DLCコーティング ステンレススチール | DLCコーティング ステンレススチール(その他) | ステンレス | ステンレス | DLCコーティング ステンレススチール |
ケース素材 | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | FRP | FRP | FRP | FRP | チタン |
重量 | 49.0g | 50g | 93g | 82g | 87g | 87g | 94g |
ディスプレイサイズ | 30.4mm | 30.4mm | 35.56mm | 33.02mm | 30.5mm | 30.5mm | 30.4mm |
稼働時間(GPSオン) | 21時間 | 32時間 | 60時間 | 36時間 | 18時間 | 21時間 | 24時間 |
光学式心拍計 | ◯ | ○ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ |
スマホ通知 | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ |
音楽保存再生 | − | ◯ | ○ | ○ | ◯ | − | ◯ |
ランニングダイナミクス | ◯ | ◯ | ○ | ○ | 要別売アクセサリ | − | ◯ |
地図表示 | − | ◯ | ○ | ○ | ◯ | − | ◯ |
GARMIN Pay | − | ◯ | ○ | ○ | ◯ | − | ◯ |
GPS | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ |
GLONASS | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ |
みちびき | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 |
Galileo | − | ◯ | ○ | ○ | ◯ | − | ◯ |
気圧高度計 | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ |
コンパス | − | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ |
ジャイロセンサー | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ |
加速度計 | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ |
温度計 | − | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ |
Bluetooth | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ |
ANT+ | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ |
Wi-Fi | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ |
【最後に】トライアスロンを楽しむための相棒としてGPS時計は必須だと思う
トライアスロンには、スイム、バイク、ランがあり、それぞれトレーニングが必要な上に、ウェイトトレーニングなどの基礎的な体力向上のためのトレーニングもすることになります。
いつも誰かがいて、タイムを測ってくれる部活のような環境で練習できる人はほとんどいないので、どれだけ向上したのか、どれだけ速くなったのか、どのくらいの距離を走っているのか、など正確な数値を知るため、そしてモチベーションの向上のためにも、GARMIN(ガーミン)のGPS腕時計はお勧めです。
また、最近ではスマートウォッチを着けている人も見かけるようになりましたが、GARMIN(ガーミン)のG PS腕時計でもスマートフォンからの通知が表示できたりという機能もあり、十分スマートウォッチとしての機能を果たしてくれます。
持っていないなら、是非とも早めに購入してトライアスロンを、より長く楽しんでください。