GARMIN(ガーミン)のランニングにおすすめなGPS腕時計【2020年5月】
GARMIN(ガーミン)のGPS内蔵腕時計のうちランニングで使うのに適したモデルを、目的別に分類してあなたのパートナーでありコーチになるガーミンをご紹介しています。
GARMIN(ガーミン)の腕時計のラインナップのうち、GPSが搭載されていれば、どれでも問題なくランニングでは使用できます。
しかし、価格だけで比較しても2万円台で購入できるものから10万円オーバーのモデルまであって、どれを選ぶか迷うところ。
ジョギングするのに使いたいだけだし、とりあえず安いモデルでいいんだけどなぁ
ランニングを始めたばかりだけど、将来的にはレースも出たいなぁ
ひと口にランニングと言っても、ランニングをする目的はさまざま。
ここでご紹介させてもらうガーミンの腕時計は、どれを選んでも内蔵されたGPSでランニングの距離やスピード、コースなどを記録して、ガーミンコネクトモバイルというスマートフォンアプリと同期をすれば、そこにずっとトレーニング内容が保存されます。
このため、あなたのランニングの良いパートナーになってくれることは間違い無いのですが、モデルによって記録できる項目が違ったり、バッテリーの稼働時間に長短があったりします。
その辺りを分類し比較できるようにしてご紹介していきますね。
GARMIN(ガーミン)とは?については、下の記事をご覧ください。
GARMIN(ガーミン)のランニングにおすすめなGPS腕時計
GPSが搭載されていれば、ランニングには対応していますので、どれを使っていただいても良いのですが、発売時期や価格などを考慮して当サイトでおすすめのモデルをピックアップしてご紹介しています。
まずは価格を抑えてお手軽にガーミンを使いたい
ForAthlete 45J
ランニングだけに限って使用するなら、このForAthlete45Jは間違いなくおすすめです。GPS、光学式心拍計、スマートフォン通知の表示などはもちろん標準装備。
その上、バッテリーはGPS モードで最大11時間稼働するので、フルマラソンでも安心して使えると思います。
また、パーソナルコーチのアドバイスを得ることができる、Garmin Coach トレーニングプラン(無料)にも対応していて、ランニング目的では不足する機能は無いと思います。
まずランニングのために1本というなら、ForAthlete45Jはイチオシです!
ForAthlete 35J
ForAthlete45Jの前のモデルです。ForAthlete45Jよりは少し重量がある代わりに、バッテリーの稼働時間が2時間長くて、最大13時間となっています。
光学式心拍計も内蔵しており、ランニングで使う場合の基本的機能は搭載していますが、やはり後継モデルと比較すると魅力が少し薄い感じがします。
少しでも安いモデルがいいという方はこちらを選ぶといいかもしれませんね。ForAthlete 245/245 music
ForAthlete 245になると機能も、バッテリー稼働時間もグッと本格的になります。
見出しには「まずは価格を抑えて」と書きましたが、ランニングに関していえばForAthlete 245で十分だと思います
ForAthlete 45の機能は網羅した上で、GPSを使ったトレーニングのモードでバッテリーが最大22時間稼働するというスペックで、ウルトラマラソンでも使えてしまいます。
その上、VO2Max(最大酸素摂取量)の計測記録もできるようになっており、酸素摂取量の向上を目指すなら知っておきたい項目を、簡単に知ることができます。
また、このForAthlete 245には、音楽を腕時計内に保存してBluetoothで接続したイヤホンで聴くことができるForAthlete 245Musicというモデルもあります。
Instinct/Instinct Tide/Instinct Tactical
特に先に紹介しているモデルから機能的にすごい優れているという訳ではないのですが、一番の特徴は、アメリカ国防総省MIL規格「MIL-STD-810G」準拠の高い耐熱性・耐衝撃性および耐水性を実現している無骨な見た目のタフネスボディです
どこなくG-SHOCKを彷彿させてくれるよね!
どちらかというとアウトドア系のモデルで、登山、マウンテンバイク、スキー、スノーボード、XCスキー、スタンドアップパドルボートなどのアクティビティのログが取れるようになっています。
ディスプレイもあえてモノクロで、強いコントラストになっているので、日差しが強いところでも確認しやすいようになっています。
無骨な感じが好きという人には、コレ一択でしょう!
ちなみに一般の人があまり使わないような、ステルスモードやナイトビジョンといった本当にアメリカ軍とかで使いそうな機能を搭載した「Tactical」だったり、サーフィンや釣りには欠かせない潮汐情報の取得が可能な「Tide」といったモデルもありますよ。
タッチスクリーン対応でスマートに使いたい
スマートウォッチ自体それほど普及しているとは言い難いですが、周りでかろうじて見かけるのは某A社の四角いフェイスのもの。
ものすごく綺麗なディスプレイで、スマホと同様のタッチで操作するもの。
このためスマートウォッチといえばタッチ操作だと思っている方が多く、ここで紹介するモデルの方が馴染みがあるのかも知れません。
そんな、いかにもスマートウォッチ然とした操作が好みなら、こちらのタイプがおすすめです。
濡れた手での操作だったりグローブしたままの操作をする可能性があるなら、断然ボタン操作の方がおすすめ!
vivoactive 4/4S
タッチ操作のモデルの良いところは、なんと言っても直感的に操作ができる点。ただ、そのためにバッテリーの消費が大きいのか、前のモデルのvivoactive3ではGPSを使った状態だと11時間でしたが、このvivoactive4では、18時間(小ぶりな4Sは16時間)稼働するので、ロードバイクで朝から夕方まで乗っていても安心です。
素材もディスプレイは「 Gorilla ガラス 3」でキズがつきにくいし、ベゼルもステンレスになっているので、タッチスクリーンと合わせると普通に普段から着けていられて、トレーニングもバリバリこなせるオールマイティモデルです。
また、わかりやすい動画による有酸素トレーニング、筋トレ、ヨガ、ピラティスワークアウトが備わっており、ウォッチ画面上に表示できたりと、フィットネス要素もバッチリ。
どんなシーンでも着用できるガーミンをお探しなら、間違いなくコチラを選ぶといいでしょう!
Venu
機能的には、vivoactive4と同じ。バッテリーの稼働時間も同じです。
見た目的にディスプレイサイズが1.1インチから1.2インチと少しサイズあっぷをしたことですが、1番大きな違いは、AMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)ディスプレイを搭載していることです。
色鮮やかで、解像度の高い円形のディスプレイは、とても美しくフィットネスに長けたガーミン製のGPS内蔵腕時計とは思えないくらいです。
vivoactive4から比べると少しお値段は高くなりますが、予算に余裕があるならば、venuの方が満足度は高いでしょう。
さまざまな測定値からマラソンの記録アップをしたい
すでにガーミンか、もしくは他のGPS内蔵腕時計を使っていて、より高機能で多くのフィットネス関係の数値を計測して、今後の記録アップに活かしていきたい。
もしくは、これからマラソンに挑戦するんだけど、どうせなら緻密にデータを取ってトレーニングに活かしたいという方向けのモデルが次に紹介するガーミンの腕時計です。
ForAthlete 945
ForAthleteシリーズの最上位モデルです。カラーで地図を表示できたり、別売のセンサーを接続して使うと、ランニングフォームを分析できたりもします。
他のモデルで測定できる数値は、特殊なものを除きほとんど全部測定できるので、かなり細かいデータを見ることができます。
もちろんバッテリー稼働時間もかなり長くて、トレーニングモード(GPSモード+光学式心拍計):約32時間もあります。
もちろん、トライアスロンにも対応しているよ!
ForAthlete 645
ForAthlete 945と同様に、走っている時の上下動や上下動比、地面に接地した時間やバランス、ストライドなどランニング中のフォーム解析を行う事が可能なランニングダイナミクス機能を搭載を搭載しています。
大きな違いは、地図表示ができないことと、バッテリー稼働時間がGPSモードで最大14時間ということでしょう。
ロードバイクに長い時間乗らないなら、14時間(実測ではもう少し少ないでしょう)あれば十分なので、少しお手頃なForAthlete 645がいいかも知れませんね。
また、ForAthlete 645 Musicという音楽を腕時計内に保存し再生できるモデルもありますので、ランニングの時は、スマートフォンすら持ちたくないという方には良いでしょう。
fenix 6/6S
高級時計に使われるサファイアクリスタル製のディスプレイに、チタンやダイヤモンドライクカーボンコーティングステンレススチールのベゼルという、ForAthleteシリーズにはない重厚感のあるシリーズがfenixシリーズです。
その最上位モデルがfenix 6/6Sで、ランニングに関しては機能的にはForAthlete 945と同等です。
違いといえば、fenixシリーズはアウトドア系のアクティビティにも対応していて、fenix6ではゴルフにも対応しています。
マラソン、トライアスロン、そして登山やスキースノーボードまでこなす、根っからのアウトドアマンにおすすめするモデルです。
少し小ぶりなfenix6Sもあるので、女性は小柄な方にはそちらの方がいいでしょう。
ちなみにうえせいは、fenix5Sapphireというモデルを長く愛用していますよ!
時計と併用したいから、リストバンドタイプがいい
vivosport
腕時計はやはり、気に入った高級時計を着けていたい。お洒落な方なら、そう思うでしょう。
だけど、普段から心拍数や歩く歩数を記録して、時々ランニングもするから、GPSを利用してコースや距離、スピードを知りたいという方にはぴったり。
リストバンドタイプなら、腕時計と併用してもいいでしょうし、ランニングの時はコレだけをつけて走ればいいのです。
ガーミン含めリストバンドのタイプにはGPSは通常搭載されないのですが、このvivosportについてはGPSが内蔵されており、正確な距離やスピードを知ることができます。
しかも、スマートフォンの通知を表示する機能まであり、フルマラソンには出場する予定はないけど、健康のためランニングしたいと言った目的の方には、心拍数も計測できて最高のパートナーになれるでしょう。
他のスポーツでも利用したい
ガーミンでは、ゴルフ、ダイビング、スイミングに特化したモデルも販売されています。
ここでは詳しくご紹介はしませんが、興味がおありの方は、次のモデルを調べてみてください。
ランニングでおすすめのガーミンGPS腕時計の性能比較
ForeAthlete 45 | ForeAthlete 35 | ForeAthlete 245 | Instinct | vivoactive4 | venu | ForeAthlete 945 | ForeAthlete 645 | fenix6 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
レンズ素材 | 化学強化ガラス | 記載なし | Corning Gorilla ガラス 3 | 化学強化ガラス | Corning Gorilla ガラス 3 | サファイアガラス | Corning Gorilla ガラスDX | 化学強化ガラス | サファイアクリスタル |
ベゼル素材 | 繊維強化ポリマー | 記載なし | 繊維強化ポリマー | 繊維強化ポリマー | ステンレス | ステンレス | 繊維強化ポリマー | ステンレス | ・ステンレススチール ・チタン ・DLCコーティングステンレススチール |
ケース素材 | 繊維強化ポリマー | 記載なし | 記載なし | 繊維強化ポリマー | FRP | FRP | FRP | FRP | FRP |
重量 | 32.0g | 37.3g | 38.5g | 52.0g | 40.0g | 46.3g | 50g | 42.2g | 82g(スチール) 72g(チタン) |
ディスプレイサイズ | 26.3mm | 23.5mm (正方形) | 30.4mm | 記載なし | 27.9mm | 30.4mm | 30.4mm | 30.4mm | 33.02mm |
稼働時間(GPSオン) | 11時間 | 13時間 | 22時間 | 14時間 | 16時間 | 18時間 | 32時間 | 14時間 | 36時間 |
稼働時間(GPSオフ) | 7日間 | 9日間 | 7日間 | 14日間 | 5日間 | 5日間 | 14日間 | 7日間 | 13日間 |
光学式心拍計 | ◯ | ○ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ○ |
スマホ通知 | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ○ |
音楽保存再生 | − | − | music モデルは○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | music モデルは◯ | ○ |
ランニングダイナミクス | − | − | − | − | − | − | 要互換 アクセサリ | − | 要互換 アクセサリ |
地図表示 | − | − | − | − | − | − | ◯ | − | ○ |
GARMIN Pay | − | − | − | − | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ○ |
GPS | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
GLONASS | ◯ | − | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
みちびき | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 |
Galileo | − | − | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
気圧高度計 | − | − | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
コンパス | − | − | − | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ジャイロセンサー | − | − | − | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
加速度計 | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
温度計 | − | − | − | ○ | − | − | ◯ | ◯ | ◯ |
Bluetooth | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
ANT+ | ◯ | ◯ | ○ | ○ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Wi-Fi | − | − | − | − | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
最後に
今回ここでご紹介させてもらったモデルで1番安いものでも2万円代前半なので、GPS内蔵のランニングウォッチとしてはお手頃というだけで、少し高く感じるかも知れません。
しかし、腕に着けてランニングのモードにして走っているだけで、様々な情報が測定されるので、走りながら様々な情報を確認しながら走ることができます。
また、スマホアプリ「GARMIN Connect Mobile」にずっと保存されるので、自分がどのくらい成長したかが分かり、モチベーションが上がりランニングを継続しやすくなります。
また、スマートフォンの通知が表示されるのは思いのほか便利で、ランニングしていない時でも普段からつけていたいと思うほど。
もし気になっているなら、思い切って買っちゃって損はないですよ!