骨伝導ヘッドセットShokz「OpenRun Pro」レビュー
うえせいって、ガッツリAppleユーザーなのに、イヤホンはApple製品使わないね?
あぁ、ボクのようによく運動する人には「AirPods」は、あまり向かないねんー
骨伝導イヤホンは、耳を塞がないから、よほどボリュームを大きくしない限り、周りの音はしっかり聞こえています。その上、耳に引っ掛ける形で装着するので、激しい運動をしても外れることはありません。
イヤホンで音楽聴きながら、スマホ片手に自転車に乗る人いるけど、怖いよね
そんな理由から、ずっと愛用しているのがShokz(旧After Shokz)の骨伝導イヤホン。
その反面、骨伝導という仕組み上、音質(特に低音)は通常のイヤホンと比較すると我慢しないといけないと思っていたのですが、その印象を大きく変えてくれるShokzの「OpenRun Pro」をご紹介していきます。
骨伝導ヘッドセットShokz「OPENRUN PRO」の特徴
ひとまず、Shokz公式サイトの『OpenRun Pro」ページにある内容を、このページでもご紹介しておきますね。
第9世代の骨伝導テクノロジーを採用し音が劇的によくなった
骨伝導の技術が新たに第9世代に進化して、Shokz TurboPitch™という機能が搭載されました。
これによって、骨伝導イヤホンでは難しかった重低音の再生が可能になっています。
下のグラフは、音の周波数と出力のグラフですが、ほかの骨伝導イヤホンでは音の出力にばらつきがあるものですが、OpenRun Proではバランスが良くなっていることが数値でみてもあきらかですね。
実際使ってみても明らかに違うで!
急速充電に対応し、最大10時間再生が可能に!
満充電するのには2時間かかるのですが、急速充電に対応しているので、5分ほど充電すれば1時間半の利用が可能です。
いまからランニングをしようと思って、スイッチをオンにしてみたら充電されてなかったって時に5分だけ充電すれば1時間以上ランニング中に音楽を聴くことができます。
それなりの距離を走るトレーニング以外では、困ることはなさそうです。
デュアルノイズキャンセリング・マイクロホン採用で通話もクリア
デュアルノイズキャンセリングマイクが搭載されているので、通話がとてもクリアですし、相手側にもとても綺麗に聞こえているようです。
BGMがかかっている近所のスーパーに出かけて、自宅にいる息子に電話をかけてみたのですが、ボクの声はとてもクリアで周りの音はあまり気にならなかったみたいです。
骨伝導イヤホンの良さを公式のYouTube動画で確認
この記事では骨伝導イヤホン「OpenRun Pro」のレビューなので、そもそも骨伝導とは?ということについては省略していますが、その良さはShokzの公式YouTube動画で見ることができます。
骨伝導ヘッドセットShokz「OpenRun Pro」開封
まずは外箱の表面!
そして外箱の裏面!
箱の外側部分を外した状態で内箱
持ち運び用ポーチが出現
ポーチ以外は説明書などしか入ってないシンプル仕様
最近のガジェットはほとんどこんな感じですよね
かなりしっかりしたポーチです
ポーチの中身は本体とUSBケーブル
骨伝導ヘッドセットShokz「OpenRun Pro」ファーストインプレッション
10kmほどのランニングを3回。そして、数日間にわたり電車移動や自宅で音楽や動画を鑑賞する時に使ってみました。
正直な感想は、、、
これ、どうなってるん?なんで骨伝導なのに低音がしっかり聞こえるん?
マジでめっちゃ売れると思う!!!
耳の穴を塞がないので、周りの音がすごくうるさいとか以外だと、低音もしっかり聞こえるし、動画を見るときも声がしっかりクリアに聞き取れ、耳を塞いでしまうイヤホンやヘッドフォンの必要性はほとんど感じなくなりました。
ボクの場合は、自宅で音楽や映画に没頭したいなどというシーン以外は、全部この「OpenRun Pro」を使うことになりそうです。
同じくShokzの「Aeropex」比較してみた
左がAeropexで、右がOpenRun Proです。
見た目の違いがわからないね
右のOpenRun Proはスピーカーのようになっています
OpenRun Proはこめかみに当てる部分の耳側もスピーカーのようになっています
マイク穴の位置も少し違うようですね
上から見ると右のOpenRun Proはスリットが入っています
充電コネクタを後ろに寄せたことで、操作ボタンが大きくなったのは嬉しい改善点!
OpenRun Pro | Aeropex | |
---|---|---|
骨伝導技術 | 第9代骨伝導技術 | 第8代骨伝導技術 |
バッテリー駆動時間 | 10時間 | 8時間 |
充電時間 | 1.5時間 | 2時間 |
待機時間 | 10日間 | 10日間 |
防水&防塵規格 | IP55 | IP67 |
Bluetoothバージョン | V5.1 | V5.0 |
重量 | 29g | 26g |
材料 | チタン | チタン |
価格 | 23,880円 | 19,998円 |
骨伝導ヘッドセットShokz「OpenRun Pro」の良い点・気になった点
前ハイエンドモデルの「Aeropex」から正当進化をしているので、満足感しかないのですが、気になった点もあったのでお話しておきます。
良かった点
- とにかく、何よりも音が数段よくなった!
- 急速充電に対応!
- 操作ボタンが大きくなって操作しやすくなった
気になった点
一番気になったのは、付属の電源ケーブルの形状です。
今回OpenRun Proに付属しているのは▲上のような形状の充電ケーブル。コネクターが下に向いて出るような形状なのですがが、
以前に、同じShokzのOpenCommを購入したときに付属していたものは▲のような形状で、コネクタは共通で使用することができます。
充電中はこちらの方がスッキリするので、この形状の方が良かったように思うのですが。
こう思うのはボクだけで、充電中は下から出る方の評判がいいんですかね
あと気になったのは、スペック上でAeropexから下がってしまった2点です。
- 防水&防塵規格が下がった
- 重量がAeropexより3g重くなった
とはいえ、これが実際使ってマイナスに感じる人がどれだけいるのかは疑問ですが。
ただ今、GREEN FUNFINGでクラウドファンディング実施中!
「【Shokz】骨伝導イヤホンを再定義する OpenRun Proより深みのある低音再生実現、20%小型化、最大10時間OK、5分の急速充電、専用アプリ登場。」というタイトルで、GREEN FUNFINGにてクラウドファンディング実施中です。
OpenRun Proは、23,880円という価格ですが、クラウドファンディングで支援という形で購入すると申込時期によって、かなり割安で購入することが可能です。
クラウドファンディングって大丈夫なの?と思っている方もいるかもしれませんが、すでに(この記事執筆時点で)支援目標は大きくクリアしていますし、実績のあるメーカーさんなので問題はないですよ!
ぜひ2022年2月21日までなので、この機会にぜひ!
【2022.3.1追記】
2022年3月1日より、一般発売が開始になりました!
【最後に】骨伝導ヘッドセットShokz「OpenRun Pro」レビューまとめ
前ハイエンドモデル「Aeropex」と比較すると、細かい違いはあれども、ほぼ同じ形状で、音が劇的によくなって、急速充電に対応し稼働時間が長くなったのが「OpenRun Pro」だと考えて問題ないと思います。
その反面、3g重くなりましたが、多くの人は使ってみて3gを感じることはないと思います。
どちらかというと、防塵防水の規格が下がったことが気になるといえば気になりますが、「完全に塵埃の侵入をシャットアウトしてて、一時的に水中に沈めても問題のない性能」だったものが、「塵埃の侵入を完全に防止できないが電子機器の動作には問題がなく、シャワーなどで水が噴射されても問題のない性能」に変わったということが、実際に問題になる人ってそう多くないですよね。
それより、音がかなりよくなっていることで全てOKっていう気がします!
では、もう少しガッツリ使ってみて、何か気づきがあれば、追記するか別の記事で感想をご紹介しますね。
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