Wahoo tickr fitレビュー!腕の光学式心拍計が装着しやすく精度も高くおすすめ
心拍数を計測して、トレーニングに活かすというのは、スポーツの世界では常識になっていますね。
アップルウォッチが光学式心拍計を搭載してから、一気に一般的になった気がするね
ただ、光学式で手首で測る数値はかなり誤差がでてしまいます。
このため、依然として心臓の拍動を電気的に計測する胸バンド式が使われています。
だけど、胸につけるのすごく面倒なんよねぇ。
ということで、最近出てきた腕につけるタイプの光学式心拍計「Wahoo tickr fit」を購入してしばらく使ったので、ご紹介してきます。
Wahoo tickr fitの外観やパッケージ、同梱物など
同梱品は
- 本体
- 腕のバンド(長)
- 腕のバンド(短)
- 充電ケーブル
- 外箱や説明書など
腕のバンドは、男性ならほとんどの場合長い方でOKです。短い方はかなり細い人用といった感じですね。
↑こちらがセンサー本体に、長い方のバンドをつけたもの
↑青い部分が、唯一のボタンです。長押しすると電源オンオフで、電源をオンの際にさらに押し続けているとBluetoothの接続モードになり点滅します。
この点滅状態にときに、スマホなりスマートウォッチなど受信側で操作をするとあっさり繋がります。
ちなみに、Bluetoothにも、ANT+にも対応してるし、両方同時に使えるから、心拍データとスマートフォンとGarminのサイクルコンピューターなど両方に心拍データを送ることが可能です。↑裏側に心拍センサーが2つあります。
以前POLARのM600というスマートウォッチを使っていたことがあるのですが、それは6つもついてました。
↑こちらが充電ケーブルです。マグネット式になっています。
↑このように近づけると磁力で引き寄せられて、自動的にパチンとくっついて充電が開始されます。
Wahoo tickr fitの精度
光学式心拍計といえば、AppleWatchや当サイトでイチオシのGARMIN(ガーミン)のスマートウォッチでも採用されているので、同じ形式のものをわざわざ購入する必要はないように思いますが、実際に装着してみると違いがわかります。
スマートウォッチの裏側につけられている光学式心拍計では、電波で計測するタイプよりも誤差が出やすい上に、ランニング中などどうしても手首で動いてしまう環境下で、正確に計測できるはずがありません。
しかし、腕につけるタイプならばランニング中に大きく腕振りをしても、それほど動いてしまうことはないですよね。
このため誤差が少ないのです。
Wahoo tickr fitはBluetoothでiPadに接続そしてZwift
Wahoo tickr fitは、Garminなどのスポーツ用スマートウォッチで多く採用されているANT+に加えて、スマートフォンやPCで使えるBluetoothにも対応していて、両方同時使えるため非常に便利です。
例えば、ANT+規格の通信でGarminのサイクルコンピューターと接続し、BluetoothでiPadやPCと接続してバーチャルバイクトレーニングができるZwiftを行うことも可能です。
現に、ボクうえせいは、Wahoo tickr fitを利用してZwiftでトレーニングをしています。
Wahoo tickr fitと今まで使った心拍計との比較
実はいままでいくつか心拍数を測るための、心拍計を使ってきましたが、Wahoo tickr fitは正確さと手軽さのバランスが非常に良いです。
どのように良いのか、わかりづらいと思いますので、ボクうえせいがいままで使ってきたものに対しての比較をしていきます。
胸バンドタイプ
GARMIN(ガーミン)のHRM-Triという胸バンドタイプの心拍計です。
こちらは、心拍センサー以外に加速度センサーなども搭載されているようで、ランニング時に装着していると、接地時間や上下動などの正確なデータが計測できる上に、スイム中の心拍数を比較的正確に計測するこが可能です。
ただ、実際に使うにはトレーニングのたびに胸に巻く必要があって、結構面倒なのです。
あと、このモデルに関してはBluetoothに対応しておらず、ANT+に対応しているGarmin製品など以外にデータを送ることができないため、iPadやiPhoneでランニングやバイクの記録をつけている人にとっては、Wahoo tickr fitのようにBluetoothに対応している心拍計でないと使えないのです。
スマートウォッチ内蔵タイプ
このスマートウォッチ内蔵の心拍計で計測するのが単体で済むことから一番ストレスが少ないのですが、心臓から出る電波で計測する胸バンド形式と比較すると、手首で時計が動くことで数値がかなり動きます。
光学式心拍計は一般的に電波のものと比較すると、数値の正確さでは劣るのですが、腕につけるタイプならトレーニング中ピッタリとつけておくことができるので、スマートウォッチの裏側についているもので計測するより、はるかに正確に計測することができるのです。