楽天マッスル津留崎が筋トレをする理由から必要性を再確認
東北楽天ゴールデンイーグルスの投手であるマッスル津留崎(津留崎大成)選手は、その名前からも想像できるとおりのムキムキ筋トレボディの持ち主です。
2019年にドラフト3位で指名されて入団し、2020年シーズンは新型コロナウィルスの影響で試合数自体が少なく活躍の機会も少ないのですが、1軍スタートしています。
球種は「マッスルカーブ」、「マッスルカット」や「マッスルフォーク」で、すべてに「マッスル」をつけるほどの筋肉マンです。
では、なぜマッスル津留崎がそこまで筋トレをするようになったのかという理由から、筋トレの必要性を考えてみました。
楽天マッスル津留崎が筋トレをする理由から必要性を再確認
楽天マッスル津留崎が筋トレをする理由
慶應義塾高校(神奈川)の3年生の時、右肘の内側側副靱帯を損傷したまま、夏の神奈川県大会準々決勝では強行出場するもチームは敗退し、その後、秋になってトミー・ジョン手術を受けました。
慶應義塾大学への進学後は、丸1年間はリハビリに専念し、その時にカブスのダルビッシュ有の影響で栄養学やウエイトトレーニングを学んで実践したことが、筋トレをする理由のようです。
1974年にフランク・ジョーブによって考案され、初めてこの手術を受けた投手トミー・ジョンにちなんでこう呼ばれている。投球の際にひじの側副靭帯に大きな負担がかかる野球の投手が受けることの多い手術です。
Wikipediaより
スポーツにおける故障の予防には筋トレ
例えば、ランナーの場合では、筋肉が着地したときの衝撃をクッションのように吸収してくれますが、筋肉があまりついていないと、膝や腰などを痛めるリスクが高くなります。
トライアスロンの場合だと、あとスイムやバイクもありますが、その両方とも地球の重力からの反動を受けにくい種目なので、ランほど故障はしにくいですが、それでも体幹の筋力が不足していると、末端の筋肉ばかり使い関節の痛みにつながることがあります。
マッスル津留崎選手にいたっては、野球のピッチャーですので、全身の筋力を使って投げるでしょうから、様々な箇所の筋トレをして、腕だけに負担をかけないよう筋トレを行なっていると考えられます。
イチローは筋トレ否定派
イチローが言うには、野生のなかでライオンは筋トレをしない、筋トレをせずとも日常の動きで必要な筋力がつくからこそ、餌を確保することができるということで、人間もこれと同じ理屈だというのです。
イチローもメジャーリーグに活躍の場を移した直後、筋力トレーニングで体重を増やしましたが、結果パフォーマンスが落ちたという自身の経験から導き出した答えのようです。
これは、ボクうえせいが思うに、重力のあるところ(地球上では水中以外はどこでもそうですが)で運動をすること自体、実は筋トレになります。
イチローほどトレーニングをしていると別メニューで筋トレをしなくても、一般の人以上に筋肉がつくものと考えています。
一般的な現代人は「座る」時間が長くて、筋力が衰える一方なので、筋トレは必須だと思いますよー
高齢化社会においては「貯筋」という造語もある
欲しいものがあったときに貯金があれば買うことができます。貯金は「ゆとり」でもあるわけです。
筋肉もお金と同じでいざというときのために「貯筋」しておくことが必要です。
例えば、突然病気になって入院しなければならなくなっても、筋肉の貯筋にゆとりがあれば、病気や怪我が治ったときにまた普通の生活に戻ることができます。
しかし、病気や怪我で入院している間に貯筋が減ってしまい、寝たきりラインを下回ってしまうと、病気は治ったのに歩けなくなってしまったということにもなりかねません。『備えあれば憂いなし』は筋肉にもあてはまるのです。
健康ネット「貯筋運動プロジェクト」より
これはうえせいの経験での話ですが、一度トレーニングでつけた筋肉というのは、どうやら細胞か何かが記憶しているようです。
以前に筋トレで筋肉をつけたことがある人は、その時の筋肉量まではトレーニングをするとあっという間に戻るというのは、ボクもそうですがボクの周りの人に当てはまります。
老後のために一生懸命、お金を貯めたり保険に入ったりする人は多いですが、健康的寿命という意味では、まだ若いうちから筋肉をつけておくとういうことはとても大事ということですね。
【最後に】現代人は総じて運動不足。意識して筋トレをする必要があると考えます
楽天のマッスル津留崎選手の筋トレを開始した理由から、筋トレの必要性について考えてみました。
野球のピッチャーもそうですが、多くのスポーツでは、見た目以上に体幹の筋肉やその他全身の筋肉を総動員していることが多いです。
ランニングでも脚だけで走っているように見えますが、実際はお尻や
寿命自体が伸びていることもありますが、さまざまなことが自動化されて、仕事や家事のスタイルも昔とは違います。
体を動かすことが少なくなり、座っている時間がとても長く、筋力はどんどん衰えるばかりです。