【トライアスロン】腰痛は水泳でも痛みが増すの!?リアルに感じた治らない原因と対策
腰痛持ちトライアスリートのうえせいです。
腰痛って、重症だと動けないくらいになりますが、軽いものでもずっと痛いので、とても鬱陶しいですよね。
鬱陶しいレベルは、口内炎と同じくらいかも・・・
鬱陶しいと言っても、トレーニングできる程度の軽い痛みなら、何らかのトレーニングはしたいと考えて、真っ先に思いつくのが、腰に負担が少なそうな水泳なのですが、実際やっていて全然症状が治らないどころか、痛みが増した原因と、私が行った対策をご紹介します。
【トライアスロン】腰痛は水泳でも痛みが増すの!?リアルに感じた治らない原因と対策
腰痛は水泳でも痛みが増した原因
自分なりにいろいろとトライアンドエラーで分析をしながら、やってみた結果、次の3つの原因が考えられました。
原因1 のんびりやってると身体が冷えるから
腰痛は、ぎっくり腰になったりしてすぐは炎症を抑えるために冷やして、そのあと痛みが治ってきたら温めるというのが通説ですよね。
温水プールといっても、水温は30〜35度といったところが多いと思います。体温より低い水の中にいるので、のんびりと泳いでいたり、休憩を長く取ったりしていると身体を冷やしてしまいます。
もちろん腰も冷えるので、それが腰痛の悪化にもつながっている可能性があります。
原因2 クロールで体幹をしっかり固めるから
クロールを速く泳ごうと思うと、しっかりと体幹を固めて身体がブレないようにします。
身体の中心部分である胴体がグニャグニャとしていると、無駄な水の抵抗になって遅くなるからです。
しかし、体幹をずっと固める動作というのは、もちろん腰にも負担が大きいようハズなので、これも腰痛の悪化につながっているかもしれません。
原因3 ターンをして壁を蹴る動作が腰に良くないから
これは実際に泳いでいる時にも分かるくらいの「痛み」が出ることもあります。
腰痛で腰を伸ばすのは悪いことじゃないのかもしれませんが、おそらく壁を蹴るという動作で、水の抵抗に逆らうように体を真っ直ぐに伸ばすというのは、過度な負荷がかかっているのでしょう。
痛みが出るというのが、何よりの証拠なので、ターンやスタートの際に壁を強く蹴るという動作は腰痛の悪化の原因である可能性が高いです。
水泳で腰痛の痛みを抑えるために、うえせいが行った対策
スピード練習を取り入れて短時間で終える
水温で身体が冷えることが原因であるならば、対策としては2つあります。
- 短時間で切り上げること
- 強度の高い練習を取り入れ心拍数が上がっている状態を保つ
要は、上記の2つのポイントを両方取り入れれば問題はないので、スピード練習を積極的に取り入れるようにしました。
ちなみに私のやっている練習は、アップとダウンは別でこんな感じ
●100mダッシュ x ○セット
●400mビルドアップ x ○セット
●500mレースペース x ○セット
ときどきインターバルを入れて、身体を緩める
トライアスロンは、基本的にみなクロールでしか泳がないので、練習についてもずっとクロールしかしません。
同じ動作がずっと続く上に、体幹を固めた状態なので、たまにそれを緩めてやった方がいいと思い、練習の途中途中にインターバルを入れて、ゆっくり泳いでいます。
その時、違う動きがいいかな?と、平泳ぎやバタフライするのはやめましょう。平泳とバタフライは、クロールよりも腰への負担が大きいですからね。
ゆるゆると、水泳のコーチにはダメ出し100%のどこも固めない泳ぎでのんびりと少し泳ぐといいと思います。
ボクの場合は、ときどき背泳ぎをしたりもします。
ターンはゆっくりと、そして壁を強く蹴らない
ターンやスタートの時に痛みが出るのは、そうそうから分かっていたのでいろいろやってみましたが、1番いいのは、ターンを速くしようとしないことでした。
これはトライアスロンだから言えることなんですが、トライアスロンのレース中にはターンという行為自体が存在せず、ずっと泳いでいるので、極論を言えば練習する必要のないものです。
なので、本番のレースだと考えてターンは極力ゆっくりで、壁はあまり蹴らず、一旦遅くなったペースを戻すのはしんどいですが、それも練習強度を高くしていると思って取り組むと、ターンの時の痛みはあまり出なくなりました。
【最後に】痛みのあるときは、無理せず休んでもいい
トライアスロンというのは3種目あって、どうしても練習量が足りてない気がするもの。
今週、全然泳げてないなぁ」なんて良く思います。
しかし、よく考えれば一週間は7日で、1日24時間というのは誰しも同じ条件です。もちろん仕事をしながら時間を有効に使っている人もいらっしゃいますが、それでも練習時間を十分に確保できているという人は少ないでしょう。
みんな同じ条件なんだし、故障して練習できなくなる方が余計ダメなので、無理せず休むということも考えてもいいと思いますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。