【Shokz選び方】AeropexとOpenComm、OpenMoveの比較
うえせいは、AfterShokzの骨伝導がお気に入りだけど、どのモデルを持ってるの?
AeropexとOpenCommとOpenMove。Bluetoothヘッドフォンではなく、MP3プレーヤーのXtrainerzの4つ
企業さんからご提供いただいたのもあるんやけどね
とにかく、耳が塞がらないのでランニングやその他トレーニングの際にまわりの音が聞こえて危険なこともなく、その上意外にクオリティの高い音質で快適に音楽が聴けるAfterShokzの骨伝導ヘッドフォン。
とはいえAfterShokzの商品は、どれも10,000円前後〜と安い買い物ではありません。
少し気になるけど、損はしたくないし、どれを買おうか悩んでいる方向けに、ぴったりの骨伝導ヘッドフォンを買うお手伝いができればと思って、3製品の比較とAfterShokz以外の廉価な骨伝導ヘッドフォンとの比較もご紹介していきます。
AfterShokzの作る骨伝導ヘッドフォンの特徴
AfterShokz(アフターショックス)は、2011年にニューヨーク州で設立された骨伝導技術に特化したメーカーで、高音質化のむずかしいといわれる骨伝導ヘッドフォンを高音質化したメーカーです。
防水性能が高く、耳を塞ぐことなく音楽を聴くことができるため、トレーニング中に使う目的で多くのアスリートに支持されています。
ちなみにAfterShokzはShokzに社名変更となりました【2022.3.21追記】
AfterShokzの骨伝導ヘッドフォン3タイプ+αの比較
骨伝導技術に特化しているだけあって、どの製品も非常に高品質、高音質なのですが、それでもグレードだったり使用目的でいくつかのバリエーションがあり、どれを買うか迷うところ。
比較的新しい製品3モデルを全て自分で使ってみて、どういう目的でどんな人が使うといいかを、それぞれまとめました。
Aeropex
Aeropexは、この記事執筆時点(2020.12.18)でのAfterShokzの骨伝導ヘッドセットの最上級モデルです。
本体重量が26gと非常に軽い上に、フルチタンでできたボディはとてもしなやかで、こめかみ辺りにしっかりフィットしてくれます。
あまりゆるいと、落ちてしまわないか気になりますし、逆にキツイと痛くなるのですが、どちらでもなくチタンのもつしなやかさでちょうどいいフィット感で、一日中つけていても気になることはないでしょう。
また、音質についても骨伝導の弱点である低音は仕方ないですが、骨伝導ということを考慮すればかなりの高音質で、しかも周りの音はkん前に聞こえるという不思議な感覚。
Aeropexは、ランニングなどの運動をしながら音楽を聴きたいという方で、できるだけ心地よいフィット感を求める方に最適です。
▼詳しく知りたい方は、この記事をご覧ください。
OpenComm
性能的には前述のAeropexと、ほぼ同じですが、違いはインカムのようなブームマイクがついていることです。
このブームマイクはデュアルノイズキャンセリング機能がついており、実際に使ってみて先方に感想を聞いてみると、非常に聞き取りやすくて高評価でした。
マイク近くの音声だけをフォーカスして、他を打ち消すようになっているようで、雑音が多いショッピングセンターなどでも、通話先の方にはほとんど雑音が聞こえないようです。
あと聞く方については、性能的にはほぼAeropextと同じで、実際に音楽を聞いてみても音質の良さについては変わりありませんでした。
ただ、これはボクうえせいの勘ぐりが過ぎるのかもしれませんが、聴く方も人の声がより聞き取りやすくチューニングされているのか、Aeropexよりボーカルが聞き取りやすいように思いました。
違ってたらごめんなさい
OpenCommについては、通話特化骨伝導ヘッドフォンという印象で、仕事でたびたび電話がかかってくるが、車を運転する機会が多いなどで、スマートフォンで直接電話ができない方が、一日中ヘッドセットを付けっぱなしにしていたいというニーズにぴったりだと思います。
また、音楽についても高音質で聴けるので、通話だけでなく音楽視聴も楽しみたいというニーズにも十分応えられます。
▼OpenCommについて詳しく知りたい方は、この記事を読んでください。
OpenMove
前述の2タイプとは使われている素材自体が違うのが、OpenMoveです。
AeropexとOpenCommは、ボディがフルチタンでできていて、とてもしなやなに曲がり、かつ弾性がつよくぴったりフィットしてくれますが、OpenMoveについてはボディの後頭部側がチタン合金で耳に当たる部分はポリカーボネートです。
また、Aeropexと比較すると多少は重くなり29gとなります。
ただし、価格的に2倍する上位モデルのAeropexと使われている骨伝導技術は同じで、音質については変わりません。
フィット感が若干劣りますが、それでもしっかりフィットしてくれて、耳にあたる部分のポリカーボネートについても特に気になることはありませんでした。
また、ボクうえせいがOpenMoveで一番嬉しかった変更点は、USB-Cポートで充電できること。
防水性能が劣ることになりますが、それでも汎用性の高いUSB-Cコネクタで充電できれば、旅先などで専用の充電ケーブルを持っていく必要がなく、スマートフォンなどの他の製品のケーブルを流用できるし、忘れてもコンビニなどで簡単に購入することができます。
OpenMoveは、運動にも使うけど旅行などで音楽を聴くのに、ずっと耳に付けていたい。そして充電ケーブルなどの荷物を増やしたくない。という方にぴったりです。
また、AfterShokzのヘッドフォンの中では安いモデルなので、はじめて骨伝導ヘッドフォンを試しに使ってみるという方にも満足してもらえると思います。
▼OpenMoveについて、詳しく知りたい方はこの記事を読んでください。
Xtrainerz(番外編)
AfterShokzのXtrainerzは、使用するシーンについてはAeropexに近いのですが、「番外編」とさせていただいたように、XtrainerzはBluetoothのヘッドフォンではなく、骨伝導ヘッドフォン型のMP3プレーヤーです。
ヘッドフォン内にメモリが内蔵されていて、音楽を保存することができます。
つまり、スマートフォンと同期させることなく音楽が聴けることから、防水性能とあいまって、水泳で使用できるというのが最大のメリットです。
Bluetoothが水に入ると届かないからねぇ
Xtrainerzは、運動しながら音楽を聴く人で、音楽を定額の聴き放題ではなく、購入してダウンロードして聞いている方には最適のモデルです。
▼Xtrainerzの情報を詳しく知りたい方はこちら
AfterShokz3タイプ性能比較表
Xtrainerzは、MP3プレーヤーで番外編としたので、残る3タイプの性能比較表を作りましたので、参考にしてください。
項目 | Aeropex | OpenComm | OpenMove |
---|---|---|---|
価格 | 19,998円(税込) | 19,998円(税込) | 9,999円(税込) |
骨伝導技術 | 第7世代骨伝導テクノロジー | 第7世代骨伝導テクノロジー | 第7世代骨伝導テクノロジー |
防水等級 | IP67 | IP55 | IP55 |
Bluetooth規格 | Bluetooth:5.0 | Bluetooth:5.0 | Bluetooth:5.0 |
プロファイル | A2DP, AVRCP, HSP,HFP | A2DP, AVRCP, HSP,HFP | A2DP, AVRCP, HSP,HFP |
素材 | フルチタニウム | フルチタニウム | チタン合金・ポリカーボネート |
重量 | 26g | 33g | 29g |
バッテリー稼働時間 | 最大8時間 | 最大16時間 | 最大6時間 |
マイク性能 | デュアルマイクノイズ軽減機能 | デュアルマイクノイズ軽減ムーブマイク付 | デュアルマイクノイズ軽減機能 |
充電ポート | マグネット式 | マグネット式 | USB-C |
AfterShokz以外の廉価な製品との違い
▲上の写真は、ボクうえせいが初めて買った骨伝導ヘッドセットです。
初めはコレしか知らなかったので、気に入って使っていましたが、次のような不満点がでてきました。
- フィット感がそれほど良くない
- こめかみにしっかりフィットしないので音漏れがかなりある
- 結局耐久性に難があったのか、1年持たなかった
極め付けは、音が出なくなって買い換えるという必要性がでてきたときに、AfterShokzのヘッドフォンを使うようになったという経緯です。
Amazon等で安価に販売されているものでも、骨伝導ヘッドフォンを体感することはできますが、AfterShokzのヘッドフォンを使うと骨伝導ヘッドフォンというものについての固定概念を変えることができます。
OpenMoveなら1万円を切る価格ですし、骨伝導ヘッドフォンを買って後悔をしたくないなら、AfterShokzの製品を選ぶことをお勧めします。
【最後に】運動をするなら骨伝導ヘッドフォン一択!
ランニングをする際、音楽を聴きながら走っている人はすごく多いのですよね。
ボクもその一人なのですが、自分の走りと音楽に没頭していると、音が聞こえていない上に周りに注意を払えていないので、いきなり車が近く現れてびっくりしたなんてことありますよね。
実は非常に危ないので、できれば耳は塞がないようにしてもらうのがベスト。
また、ジムなどでトレーニングするときも、ヘッドフォンをしているとほとんど誰も話しかけてきませんが、それは情報交換をシャットアウトしているのと同じ。
やはり筋トレをするにしても、周りにいる人から生の情報を聞けることもおおいですよね。
そう考えると耳をオープンにしていることはとても重要。
その点、AfterShokzの製品なら耳はオープンだけど、高音質で音楽を聞けるのでオールOKですね。
この記事を参考にして、トレーニング中の音楽ライフを見直してみていただければ幸いです。