GARMIN(ガーミン)Edge130 Plus・Edge 1030 Plusをリリース
2020年6月16日、GARMIN(ガーミン)が、GPSサイクルコンピューターの最新モデルEdge 130 PlusおよびEdge 1030 Plusを発表したことが、ガーミン公式WEBサイトのプレスリリースに掲載されています。
残念ながら、この記事執筆時点では日本国内の発売は未発表です。
Edge130といえば、サイクルコンピューターの中ではエントリーモデルで、Edge 1030といえば上位モデルです。
それぞれどんな進化をして発表されたのかをご紹介させていただきます。
GARMIN(ガーミン)Edge130 Plus・Edge 1030 Plusをリリース
Edge 1030 Plus
2017年10月に発売されたガーミン Edge1030。
大型3.5インチディスプレイ、タッチスクリーンを採用しし、本体バッテリーだけで約20時間の稼働が可能なEdge 1030 Plusは、この記事執筆時点の2020年6月現在でも、もちろんハイスペックなサイクルコンピューターですが、そのあと登場したディスプレイサイズが小ぶりだけでども、多機能さではEdge830が優位となっていました。
そこで、3.5インチディスプレイサイズはそのままに、バッテリーも最大24時間稼働とし、Edge830にある多くのトレーニング支援が、搭載されました。
大型ディスプレイでナビも見やすく、多くのトレーニング支援の機能を搭載したことで、死角がなくなったという感じですね。
予算と取り付けスペースに余裕のある方は(トライアスロンバイクはDHバーの都合で取り付けスペースに余裕がなくなる)、このEdge 1030 Plusが発売されれば、購入をオススメします。
価格は600ドルなので、日本円だと約6万4千円。ちょっといいお値段しますが、それだけ満足感は高いと思いますよ。
Edge 130 Plus
Edge 130 Plusは、1.8インチのタッチスクリーン非対応のグレースケールのスクリーンというのはそのままですが、Climb Proといって、山岳コース(Garminに入っている地図において標高設定されている道)を走行すると、山頂までの残り距離と平均勾配がリアルタイムに表示される機能が搭載されました。
価格も、199ドルということで日本円で約2万1千円程度ということを考えると、Edge130のマイナーアップデートなのでしょう。
仕様の比較表
Edge830 | Edge130 Plus | Edge130 | Edge1030 | Edge1030 Plus | |
---|---|---|---|---|---|
ディスプレイ サイズ | 40×52 mm | 27×36 mm | 27×36 mm | 46×76 mm | 46×76 mm |
解像度 | 246 x 322 (カラー) | 230 x 303 (モノクロ) | 230 x 303 (モノクロ) | 282 x 470 (カラー) | 282 x 470 (カラー) |
重量 | 79.1 g | 33 g | 33 g | 123 g | 124g |
稼働時間 | 13時間 | 12時間 | 13時間 | 20時間 | 24時間 |
スマホ通知 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
地図 | 日本詳細道路地図自転車道入 | 未定 | |||
ナビ機能 | デバイス上での目的地検索不可 | 簡易的 | 簡易的 | ○ | ○ |
Climb pro | ○ | ○ | ○ | ||
トレーニング効果 | ○ | ○ | ○ | ○ | |
GPS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
GLONASS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
みちびき | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 | 補完 |
Galileo | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
気圧高度計 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
Bluetooth | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ANT+ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
【最後に】さらに選択肢が広がったサイクルコンピューター群になった
おおきなディスプレイを搭載して、ナビが使いやすく、トレーニング効果などの機能も全部盛りで搭載したEdge1030と、1.8インチと小さくモノクロなディスプレイでありながら、上位モデルの機能を取り込んだEdge130。
どちらも魅力的なサイクルコンピューターとなって登場しましたね。
少し前に発売されているEdge830とEdge530と比較をして、どれがいいのか悩みそうです。
また、日本での発売が発表されたら、当記事アップデートしてく予定ですので、また見てやってくださいませ。