【On Cloud Dip】レビュー!普段履きにこれ以上ない履き心地のシューズ
スイスで生まれた『On』。2010年スタートのランニングシューズメーカーで、比較的まだ新しいのですが、ランニング界隈ではナイキ、アディダス、などに追随する新興メーカーの一つです。
元プロトライアスロン選手だった創業者が自身の怪我の悩みをきっかけに作り出したというのも、トライアスリートのうえせいとしては気になるポイント!
以前から気になっていたのですが、たまたま他のシューズをいくつか持っているなどタイミングが合わず持っていませんでした。
そして、やっと購入したのですが、ランニングシューズではなく、デイリーユース(普段履き)用のスニーカーが、ヘタってききたタイミングだったので、一度「on」を試してみようと、「Cloud Dip」というモデルを購入してみました。
Onの「クラウド」について
Onのシューズを説明するには「クラウド」について説明しないと、他のシューズメーカーとの違いが分かりにくいし、そこが一番の特徴になります。
Onのシューズには、特許技術の「クラウドテック」を搭載したアウトソールのみの構造となっています。
横から見るとよくわかるのですが、アウトソールが中空になっています。
「OnCloud Dip」レビュー
「On Cloud Dip」開封
外箱は、真っ黒の箱にOnのロゴがかっこいいです。
この箱から出す瞬間がいいんですよね。
最初からゴムが通してある
購入したのはOnのCloud Dipというモデルなので、フィット感はそれほどシビアではありませんが、Onではランニングシューズでも同様にゴムを通してあるようで、ランニングシューズとしては非常に珍しい仕様です。
▼こちらはOnのCloudというランニングシューズ
アッパーの素材は違えどランニングシューズ の「Cloud」でも紐はゴムが通してあります。
交換用の紐も付属しています。
交換用の紐を通す場合は、もう少し爪先側まで紐を通すためのレースホールがあるので、そこから通してフィット感を高めることができるようです。
足幅が細い方ならゴソゴソしないように、交換した方がいいかも知れませんね。アッパー素材の下がラバーで覆われているのが特徴
アッパーの下の方がラバーで覆われているので、多少路面が濡れているような状態でも気にすることなく歩くことができると思います。
通常スニーカーだと、雨が降っていたり、雨上がりだと中に染みてきたりするものですが、その辺りかなり安心できます。
アッパーの素材はバリスティックコットン
普段履き用のスニーカーを探していたので、コットンはカジュアルな感じで一目で気に入ったのですが、その上にバリスティックコットンという丈夫な素材でできているとのことで、長く愛用できると思います。
2週間ほど履いてみた感想
正直にいうと、ワイズがDなので、幅広のボクの足に合うのかなとも思っていましたが、難なく履けています。
その上で、良かった点と気になった点は次の通りです。
On Cloud Dipの良かった点
見た目に反して、めちゃ軽い(254g)です。どう見ても300gオーバーなルックスなので、持った時に「あれっ」って拍子抜けするくらいに軽いです。
また、Onのランニングシューズ 「Cloud」同様のクラウドテックのおかげで、沈み込み過ぎてグラグラすることのないクッション性があり、同時に反発もあるので、普段履きといいながら、ちょっと走りたくなるシューズです。
On Cloud Dipの気になった点
最初から気になっていたワイズに関して、痛くなるようなことはなく、気に入って履いています。
ただ、ボクのような足の幅が広いタイプの人だと、ラバーがあることで逆にアッパー素材に柔軟性がなくなるので、きつく感じる人がいるかも知れませんね。
【最後に】概ね大満足のOn Cloud Dip。次はOnのランニングシューズを履いてみたい!
Onは気になっていながら、ずっと買えていなかったのですが、今回普段履きとはいえ買って良かったです。
クッション性と反発の両方が、バランスよく感じることができるので、これでランニングができれば気持ちいいだろうなぁと容易に予想ができます。
この記事を書いている2020年は、コロナウィルスの影響で予定していたトライアスロンのレースが全て中止で、次の予定がないので、どんなシューズを買うのかは決めていませんが、Onのシューズを履いて出場してみたいと思います。
では、また。最後まで読んでいただきありがとうございます。次の記事はロードバイクとクロスバイクの違いと、最初はどちらを買ったらいいかなどをご紹介させていただきますね。