「HIRAME ポンプアダプターヘッド 横型」に交換レビュー。空気を入れるのが快適に!
ロードバイクを購入したら、一緒に購入しないといけないアイテムNo1は「空気入れ」。
ロードバイクは、ママチャリなどと違って、そもそも高圧に空気を入れるため、1週間ほどで適正空気圧を下回ることも多いです。
このため、かなり頻繁に空気を入れる必要があります。
ただ、このロードバイク用の「空気入れ」。高圧で入れる必要があるためか、バルブの部分に空気入れの先(ポンプヘッド)を、挿してから固定をするためにちょっと力とコツが要るんですよね。
力を変な方向で入れて、チューブのバルブの先を曲げちゃうなんてことも。
そこで、この記事でご紹介する空気入れの先(ポンプヘッド)を、プロのメカニックでも使う「ヒラメ ポンプヘッド」に交換するとぐっと楽になり、変に力を入れてしまうなんてこともなくなるので、ご紹介させていただきます。
ヒラメポンプヘッドとは
ヒラメポンプヘッドは、KUWAHARAという日本の老舗の自転車メーカーが作っています。
BMXがメインで、その他パーツのメーカーだったと記憶しています。
たしか、BMXは映画「E.T.」に出てきたあのBMXはKUWAHARAのものですよね
そして、この「ヒラメポンプヘッド」はとても信頼性が高く丈夫なため、ポンプを交換してもポンプヘッドだけはそのまま使い続けるという人も多いほど、プロのメカニックにも愛用者が多いと聞きます。
「ヒラメポンプヘッド」には「横カム」と「縦カム」の2種類ある
ヒラメポンプヘッドは「横カム」と「縦カム」の2種類があります。
ヒラメポンプヘッド「横カム」
「横カム」の方が有名で、今ロードバイクでもどんどん増えてきているディスクブレーキ搭載のホイールや、小径車などはバルブ上部のスペースが少ない場合でも使いやすい仕様なので重宝されています。
ヒラメポンプヘッド「縦カム」
そして「縦カム」の方は、「HIRAME ポンプアダプターヘッド」以外の空気入れで採用されているレバーと同じ動きをするので、扱いに関しては分かりやすいようです。
700cのトライアスロンバイクや、ロードバイクだけだと、どちらを選ぶか悩みそうですね。
価格も「横カム」の方が高いので、700Cのバイク以外に使う可能性があるなしで、選んでも良いかと思います。
うえせいが購入したのはヒラメポンプヘッド「横カム」
ボク、うえせいが購入したのは有名な方の「横カム」です。
その理由としては、購入するなら有名な方がいいかなと思ったことと、この先ディスクブレーキのバイクに乗る可能性が高いので、いつになるかは分かりませんが、今のうちに来たるべきディスクブレーキに備えることにしました。
また、購入するか分からないですが、BIRDYの小径車も欲しいので、それについても「横カム」の方が有利だし、「横カム」を購入することにしました。
ヒラメポンプヘッド「横カム」開封
インターネットなどで検索すると、もうちょっと何か書いたようなパッケージに入っているのを見かけるのですが、うえせいが買ったものは味気のない感じの入れ物に入ってます。
まぁ、そんなオシャレに包装するようなものでも無いですしね
開封して、中身はこんな感じです。
ポンプヘッド本体と、パッキンが2種類とホースバンドが入っていました。
中を開けて確認しましたが、パッキンはちゃんと入っており、劣化してきたときの予備ですね。
ヒラメポンプヘッド取り付け方法
筒状になったパーツがある方を、既存(新しく購入しても可)の空気入れに挿入することになります。
うえせいが使っているのはSARFASというところの空気入れです。米式と兼用で使えたので便利かと思っていましたが、結局ロードバイクしか乗らないので、ロードバイクのチューブのバルブ形式である仏式(フレンチ)専用で良かったかも。。。とか思っていました。
この空気入れの先っちょ(ポンプヘッド)を交換していきます。
もともと付いていたポンプヘッドは、ねじ式で固定されているので、手で回せば簡単に外すことができます。
そのあとプラスチック製のパーツは全部外してしまって、ホースの先に付いているパーツもペンチで抜いてしまいます。
そして、ホースだけになったら、ヒラメポンプヘッドを差し込んでいきます。
この時、先にホースバンドをホースに通しておかないとあとでややこしいので、注意してください。
この作業がかなりしんどかったです。
しっかり奥まで差し込んだら、付属のホースバンドを適当な位置で固定するために、マイナスドライバーで締め込みます。
これでポンプヘッドの交換は完了です。
ヒラメポンプヘッド「横カム」の使い方
いままで使っていたタイプはすべて、縦カムで、バルブに差し込んだらレバーを上げて固定をしていたのですが、このヒラメポンプヘッドの「横カム」タイプは動かし方が逆になります。
中を見ればわかるのですが、レバーが開いている状態だと、パッキンが開いているのが分かります。
レバーを閉じると▼なかのパッキンが閉じているのが分かります。
実際に空気を入れてみて解説します。
最初はこの状態で、ヘッド部分の赤い帯のパーツで締まり具合を調整します。
調整は、たぶん最初だけで次からは、ほぼ要らない感じです。
いい感じに調整ができたら、レバーを閉じます。
ポンプヘッドを差し込んだら、いきなり空気がシューっと抜けるのですが、焦らずレバーを閉じると止まります。
あとは、今まで通り空気を入れるだけ
実際にヒラメポンプヘッドを使ってみた感想
いままで使っていたポンプに最初から付いていたポンプヘッドと比較して、良かった点と気になった点です。
ヒラメポンプヘッドの良かった点
- ポンプヘッドのレバーが横の方が、スポークやディレイラーなどが邪魔にならないし、バルブを中心に回すように力をかけるので、バルブの先を曲げてします危険性は下がると思われる。
- 固定をするときに、レバーを閉じる方が明らかに楽だし分かりやすい。
- 最初から付いていたポンプヘッドより、固定に力が要らない。
- 空気入れている時、空気漏れが全然ない
- 空気を入れる動作が格段に楽になった
ヒラメポンプヘッドの気になった点
- 価格が高い(新しいポンプが買える)
- ポンプヘッドの交換が結構たいへん
- ヘッドの形が変わるので、ポンプヘッドを固定する場所がなくなった
▼サイズが違うので、こんな感じになりゆるゆるで、固定ができない
【まとめ】頻繁に行うことには、ストレスフリーな道具を使いたい
ロードバイクに乗る人にとっては、タイヤに空気を入れるという動作は、ほぼ日常。
ロングライドに知人と一緒にでかけることにしているのに、なかなか空気入れがうまくいかず余計にバタバタ。。。
こういうイライラが無くなるだけでも、数千円の投資は惜しくないと思いました。
もう一度、購入リンクを貼っておきますので、気になったら買って使ってみてくださいね。
では、また。次は最初のスポーツバイクはロードバイクにしたほうが幸せやで、ってお話です。