楽な階段の登り方!トライアスリート的に解説します

階段の上り方

3月 10, 2020ウェイトトレーニングなど

    この記事に書いてあること

トライアスロンを始めて、普段から自転車に乗ったりランニングをしたりして、いかに自分のフォームを最適化して楽に速くなりたいと考えている段階で、気が付いた「楽な階段の登り方」についてご説明させていただいています。

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うえせい

いつもエスカレーターは乗らないで階段を登っているけど、しんどくて登れないし、筋肉痛になったりするときもあるねんけど、いつも運動してるから階段に登っても平気なん?

普段から、エスカレーターはほとんど使いませんし、ちょっとの距離なら歩くようにしているので、このような質問を友人や知人からされることが多いです。
そういえば、同様の人も多いのかも知れないと思って、ボクがトライアスロンを始めてから思った、多くの人の階段の登り方が間違ってるのではないかということと、階段の楽な登り方をご説明させていただきます。

楽な階段の登り方!トライアスリート的に解説します

階段写真

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うえせい

この記事を読んで、すぐ実践してもらうだけで、階段は楽に上れるようになります。

ちょっとした身体の使い方で、階段を楽に上れるようになります。

ただし、普段家から出たら車に乗って、目的の場所についてもほとんど歩かないという、地方や郊外に住んでいる方にありがちな生活パターンの人には、足腰の筋肉全体が弱ってしまっているので、そんな方には、そもそも効果がないですが、そのあたりはご容赦ください。

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うえせい

ほとんど歩かない方は、歩くところからスタートしてください

階段は、脚だけでなく、お尻で上るもの

ランニングする女性
階段を上るのが、すごくしんどいと思っているのなら、もしかしたら、体力的な問題以外に身体の使い方ができていないのかも知れません。
日本人で、ある程度の年齢で痩せている人の多くが、お尻がペッチャンコになっている人が多いです(うえせい自身がスポーツクラブの、お風呂で見た主観的な基準ですが)。

欧米人だと立派なお尻の人が多いですよね。

これは、普段からお尻が使えてない証拠で、階段を上ったりするときも脚だけになっている可能性が高いと思っています。

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うえせい

うえせいも、以前はお尻が全然使えてませんでした

ふくらはぎ、太ももと違い、お尻はつらない

運動をして、ふくらはぎがつるのは、「こむら返り」という言葉があるくらい多くの人が経験しています。中には太ももがつったり、他の場所がつったりという経験をしたことがあるかもしれませんね。

そんな、なかで「お尻がつった」というのを、あまり聞いたことがありません。
お尻というのは、とても大きな筋肉なうえ、身体の中心部にあり血流が滞りにくいので、つることが少ないそうです。

つまり、疲れにくい筋肉ということ。

使わない手はないですよね。

お尻の大きな筋肉を使うための動き方

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友だちちゃん

階段上るのにどうやってお尻なんか使うの?

おそらく、少しは使ってるんですが、意識して使うような動きをするだけ、ぐっとお尻を使えるようになります。

1.イメージするのは競歩の選手の動き

競技をするのではないので、ここまで骨盤を動かす必要はありませんが、階段を上る際に骨盤を左右に動かすようなイメージをするだけで、身体を持ち上げる際に骨盤の筋肉を動員できます。

▼脚だけで上る

▼骨盤を使って上る

これにより、いままで骨盤を上手く使ってなかったなら、「あれ?楽やん!」となるはずです。

お尻を鍛えることにはメリットしかない

ランニングする男性の後ろ姿

お尻の筋肉を使う方法を知ったのなら、せっかくならお尻の筋肉を積極的に鍛えてみることをオススメします。

なぜなら、お尻を鍛えることにデメリットらしいデメリットは無いからです。

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友だちちゃん

お尻が大きくなるのはイヤ!

という女性もいらっしゃると思いますが、かなりきついトレーニングを継続しない限りは、大きくなることはありません。お尻が大きくなる多くの原因は太って、お尻に脂肪がつくことによるもの。

鍛えると逆にしまってくるはずですよ。

美しいヒップラインを作る

女性なら、キュッと締まって上がったお尻だと、美しい後ろ姿で、オシャレが引き立つでしょう。
男性なら、スタイルがよく姿勢もピシッとするので、凛々しい後ろ姿になります。

普段、鏡を見て自分でチェックしにくい後ろ姿ですが、自分以外の人はよく見てます。

男性も女性も、お尻を鍛えるだけで、かっこよくなることは間違いありません。

良い姿勢を保ち、腰痛予防になる

お尻というのは、背中の一部であり、股関節の位置でもあり脚の付け根であるともあると言える、身体のなかではかなり中心部に近い筋肉です。

良い姿勢を保つためには、腹筋や背筋ばかりが注目されますが、それを支えているのは骨盤であり、こつばんの後ろ側についている大きな筋肉が、お尻の大臀筋です。

ここを鍛えることによって、姿勢をキープしやすくなるのです。

太りにくい身体になる

お尻の大臀筋というのは、身体の中で2番目(1番は太腿の大腿四頭筋)大きな筋肉で、短くて厚みのある筋肉です。

鍛えると厚みを増すように大きく、引き締まるように発達します。

この大きな筋肉が発達することで、筋肉量が増えることで、基礎代謝量が増えます。

基礎代謝が増えると、じっとしていてもカロリー消費が多くなるので、太りにくい身体になります。

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うえせい

ヒップアップもできて、太りにくい身体になるんだったら、しない手はないよね

【まとめ】階段を上るという行為は、エクササイズだと思うようにするといい

結局うえせいはこう思う

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友だちちゃん

仕事とかいろいろ、忙しくて運動している時間なんて無いよー

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うえせい

ほんとにそうですか?

そもそも生活に必要な場面すべてでエクササイズができると思えば、できないことはありません。

あとはやる気だけ!

この記事で紹介した「階段」なんて言うのは、上り下りするだけで、しっかりエクササイズができます。

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うえせい

だって、エスカレーターなんていうのは、階段がキツくなかったら発明されませんよね

ちょっとした意識で、いままでより楽に階段を上れるはずなので、たくさん上って「美尻」を手に入れましょう。

では、また。

この記事を読んだ方に!「ランニングで膝の内側に痛みが出るのは、フォームと着地が雑になったのが理由だった」も、いかがですか?

ヒザが痛い

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