最小タフネススマホ「Unihertz Atom」を半年ほど使い倒しての感想
数年間、毎年iPhoneが発表になると新機種に買い換えるということを繰り返してきたのですが、数年に1回のペースでしか出場していなかったトライアスロン大会に、年に数回出場するようになってから、高価なiPhoneを持ってトレーニングにでかけることに抵抗が出てきました。
だって、1年サイクルで高価買取してもらわないといけないから大事に扱ってたので
そこで、本当にスマートフォンがiPhoneでないといけないかということを考えてみると、別に大丈夫そうだったことから、「タフであること」「小さいこと」を兼ね備えた「Unihertz Atom」というスマートフォンに買い替えました。
そこから半年。。。
使い倒して分かったメリットデメリットや、現在の使い方をご紹介させていただきます。
Unihertz Atomって、どんなスマートフォン?
見ての通りのめっちゃ小さいスマートフォンで、画面サイズは3インチも無い2.45インチ。
そして、防水、防塵、耐衝撃性能が高いので、ボクのように自転車にマウントしたり、ランニングに持って出たりするには最高のスマートフォンになってくれます。
▼詳しくは購入時のレポートを読んでね
半年経って、あらたなUnihertz Atomの使い方
その小ささから、なんらかのアダプターを使うと、いろんなところにマウントできます。
うえせいは、バイク(自転車)と車にマウントして次のように利用しています。
Unihertz Atomをバイクにマウントしてサイクルコンピューターの代わりに
うえせいは、GARMIN(ガーミン)のGPS腕時計で代用しているので、サイクルコンピューターを使っていないのですが、Unihertz Atomでも代用することが可能です。
もちろん、100kmを超えるような距離を走る時には、スマートフォンのバッテリーが心配なのですが、うえせいのスピードだと70kmくらいまでなら、Unihertz Atomをバイクにマウントしてセンサーと接続してサイクルコンピューター代わりに使っても十分バッテリーは持ってくれます。
バイクに付けるスピードとケイデンスのセンサーは、BluetoothとANT+両方の通信規格に対応したものが便利ですよ!
Unihertz Atomを車にマウントして、Amazon Alexaが利用できる音楽プレーヤー
以前は、クルマに「Echo dot」を接続して使っていたのですが、Amazon musicアプリでAlexaが使えるようになってからは、「Echo dot」を取り外してしまいました。
使い方は、次の通りで簡単です。
- スマートフォンとカーステをBluetoothで接続(初回だけ。あとはクルマのキー回すと勝手に接続する)
- クルマにマウント(別にダッシュボードに置いててもいいけど、再生されている曲を見たい時があるのでマウントしてます)
- Amazon musicアプリを起動
- 「アレクサ、ドライブに合う曲をかけて」とか言う
- 途中で「1曲スキップして」「ボリューム下げて(上げて)」など音声操作ができるからすごく便利
ちなみに、うえせいはUnihertz AtomのカバーにGARMIN(ガーミン)マウントのアダプターを付けて使っています。
道路交通法の改正で、運転中のスマートフォン操作やカーステの注視なんかの罰則が厳しくなったので、音声操作ができるのは一石二鳥です。
Unihertz Atomを使い続けてわかった3つのメリット
スマートフォンの利用時間が劇的に減った
スマートフォンの利用時間が劇的に減りました。
とくに数値はとってないのですが、以前から社会問題にもなっている歩きスマホは一切しなくなりました。
と言うか、画面が小さく過ぎて歩きながらの操作ができないのですが・・・
また、電車の中でスマートフォンのコンテンツを浪費しているだけだったのが、小さな画面で見るのが面倒で、本を読む機会が増えました。
小さくて見づらいというのも、逆にプラス働きました
スマートフォンの扱いに気を使わなくてよくなった
これは、すごく大きいです。
iPhoneって、正直10万円くらいするものなのに、カバーをしていたとしても、落としてしまう可能性が高い状態で使うことになるので、とても気を使います。
画面バキバキのまま使っている女性をときどき見かけますが、だらしなく見えるので修理した方が良いですよ!
その点、Unihertz Atomなら、本体価格が安いというのもありますが、それ以前に耐衝撃性能が高いので、少々落としてしまっても大丈夫です。
トライアスロンをしているうえせいとしては、バイクやラン以外にもいろいろと雑に扱ってしまいがちな場面でも気を使わなくて済むというのは、とてもありがたいのです。
番外編:Unihertz Atomをネタにして会話が始まる
初対面の方とお会いするときにテーブルに出していると、
それ、電話ですか?
なんて尋ねられることが多いです。
その時のシチュエーションによって、詳しく答えたり「スマホですよ」で済ませたりといろいろですが、とにかくこのUnihertz Atomが話題になることが多いです。
とくに独身の男性の方が持つと、女性との会話のきっかけ作りにも役立ってくれると思いますよ。
Unihertz Atomを使い続けてわかったデメリット
バーコードやQRコードを読み取ってくれないことがある
これは当初から予想していたことですが、バーコード、QRコードは小さすぎて読み取れないことが多いです。
決済やメンバーズカードをアプリから使いたい方で、Unihertz Atomを使ってみようと思っているなら、カードを持つなど対策は考えておいたほうがよいです。
うえせいはすべてスマホ決済を試したわけではないですが、メインで使っている「楽天Pay」については、どこのお店でもちゃんとバーコードを読み取ってくれるので、問題ないです。
また、PayPayやLINE Payはこちらがバーコードを読み取って支払うパターンであれば問題なく使えます。
長文を入力する気にはなれない
文字入力については、この小ささゆえに、入力ミスは頻繁に発生します。
これは、慣れれば大丈夫かと思いましたが、慣れてきてもそれほど入力ミスは減らないので、仕方ないのでしょう。
いまは、いい感じに使える音声入力アプリを使っているので、ブログの下書きだって、Unihertz Atomでやっちゃってます
写真は記録用としか使えない
16メガピクセルのカメラが背面についています。
格安スマホにありがちな、ピントが全然合わないということはなく、キチンとカメラとしての働きはしてくれますが、特にコレとっていい写真が撮れるというわけでもないです。
実際に撮影した写真を掲載しておきます。
晴れていればこんな感じ
夜だと少しぼやっとしてきます
【結局】スマホを連絡手段として考えているアクティブな方には最高のスマートフォンでした
スマートフォンの用途を見直せば機能は必要十分でした。
ボクのスマートフォンの主な用途は、次の通りです。
- 電話 : もちろんできる
- メール・LINE・メッセンジャーなど : 入力はしにくいが最低限可能
- SNS : 見るのは可能で、コメントは入れづらいが、SNS疲れしなくてちょうどよい
- カメラ : もともとコンデジを持ち歩く人なので、問題ないし、最低限は撮れる
- スマホ決済 : Felicaに対応していないのが残念だが、ミニ財布にカードを入れて使っている
だいたいはこんな感じです。
もともとゲームなんかをしないので、困ることも少ないですが、まれに小ささ故に困ることもありました。
ただ、それ以上に乱雑に扱っても、壊れそうにない感じが、単なる連絡手段だと割り切ってしまうことで、より一層使い勝手がよくなった気がします。
当面使い続けますが、iPhoneのように定期的に新機種が発売になるものでもないので、古くなってきた時にどうしようかはちょっと悩みそうです。
では、また。次は2019年末までに、今年買ったトライアスロングッズの中で買ってよかったものベスト10を発表しようと思っています。
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