レトロなイメージのBROOKSのサドルが、新素材を開発して進化していた【CAMBIUMシリーズ】
もう15年くらい前、BROOKSというメーカーの革のサドルを気に入って、ずっと使っていました。
昔から、変わらない製法で作り続けられているサドルは、アメ色の革がとてもいい雰囲気で使えば使うほど、自分のカラダ(自転車なのでお尻)に馴染んできて、自分仕様になっていき手放せないものとなっていました。
さすが、メッセンジャー(自転車便)時代に使っていたこともあって、毎日雨の日も風の日も乗っていたら、革がたるんできてしまって泣く泣く手放して、それ以来BROOKSのサドルを付けていませんでした。
そしたら、時が経って2018年。
自転車のフレームを買い換えるのを機に、サドルもチェックしていて、昔気に入って使っていたBROOKSを思い出して検索してみると、伝統やこだわりは守りつつも、素材やバリエーションが増えていてとても驚いた。
ちょうどいい機会なので、ボクがお気に入りのBROOKSのサドルをご紹介しましょう。
BROOKSというメーカー
イングランドの自転車サドルメーカー「ブルックス」。品質第一の理念を変わることなく守りつづけ、変わらない製法でサドルを作りつづけている。
ただ伝統に縛られるのではなく、チタンレールモデルなどその時代にあった変革を続けている。
そのサドルは最高級の革と、その着色までにも、天然素材のみを使用するなどこだわりは徹底している。
BROOKS日本代理店diatecホームページより
革を使ったサドルで有名なメーカーで、その製法も昔ながらの手作業の行程が多いようで、革を止めている鋲もハンマーで叩いた後が残っています。
革製のサドルといっても、分厚い1枚革をハンモックのようにしてとめているので、馴染んできてくれれば、とても乗り心地はいいのです。
ボクうえせいが15年前に使っていたサドルは、まだ現役モデルだった
当時、自転車屋さんのポイントカードがいっぱいになって安く買えたことから、普通チョイスしないであろう、このサドルを購入したわけだが、結果正解でした。
最初は、革が固くてものすごく硬いところにお尻を下ろしている感覚だったのですが、それが使っていくうちに自分のお尻にフィット。
このアメ色は、通常のサドルには出せない色なので、いまでもまた欲しいと思えるくらいです。
15年も経つと伝統のメーカーも新素材の開発を行っていた
硬化天然ゴムと、繊維構造の薄い層によって強化されたオーガニックコットンキャンバスで作られ、 柔軟性とブルックス伝統の長期使用を可能にしたサドルです。独特の柔軟性、メンテナンスフリー、防水加工のサドルトップは ライダーに快適さと使いやすさを提供できるように設計されています。
BROOKS日本代理店diatecホームページより
革ではなく、硬化天然ゴムと、繊維構造の薄い層によって強化されたオーガニックコットンキャンバスを使ったサドルが開発されて、既に商品化されていました。
動画をみる限りでは、衝撃吸収もかなり期待できる上に、雨に濡れても革ではないので、メンテナンスも要らないそうです。
しかも、レールの部分がカーボンだと250gという軽さで、私レベルの自転車乗りなら、十分レースに使える。
正直これは買いだな
と思いました。
▼動画でみる
【まとめ】雰囲気も大事にしたいけど、実用性も確保したい時にはCAMBIUMシリーズが良い
以前、革製のサドルを使っていたので、通常使う分にはまったく支障ないレベルだということは十分分かっているのですが、やはり軽量な自転車に仕上げようと思うとかなり重くなってしまいます。
そんな時には、BROOKSが7年かけて開発したというCAMBIUMシリーズを選ぶといいと思います。
では、また。最後まで読んでくれて、テリマカシ。
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