自転車は、完成車を買ったらまずはホイールを交換するといい理由と、オススメホイール
昔はロードバイクというと、フレームとかハンドルとか、バラバラに買って、自転車屋さんに組んでもらっていたものですが、最近は完成車を購入する方が、メジャーになっています。
その完成車の場合、販売価格を安く抑えるため、結構安いパーツがついてることもあることから、徐々にパーツを交換してきたいところ。
ただ、たくさんあるパーツの中から、まず最初に交換した方がいいパーツは、絶対的にホイールです。
ホイールを交換することをお勧めする理由は次の通りです。
理由1 走行時に一番回る部分だから
例えば、500gペットボトル1本分の重りをホイールに付けたと想像してください。
かなり重く感じると思います。
ホイールというものは、自分の脚力で回す必要があるので、その回される部分が重くなると、ペダルの重さとしてダイレクトに分かってしまうのです。
反面、補給のためのドリンクをフレームに付けて走りますが、ペットボトル1本くらいだと、それほど違いはわからないと思います。
それだけ、感覚的に違いが出やすいパーツだからこそ、一番に交換すべきでしょう。
理由2 買い増しすることで、今まで使っていたホイールは予備として使える
壊れたとかではない限り、いままで使っていたホイールも残るハズです。
ロードバイクに乗っているとスローパンクと言って、帰ってくるまでは何も無かったのに、翌日になって自転車に乗ろうと思うと空気が抜けているといったゆっくりしたパンクが時々あります。
出かける前に気付くことが多く、時間がないなか慌ててパンク修理をすることになるのですが、予備のホイールにタイヤもセットした状態で置いておくといざという時の予備になります。
ホイールを購入したら、ついでにチューブとタイヤも新しいものを購入して、いままで使っていたも1通りは予備にしてしまうといいですよ。
ホイールの選び方
値段はピンキリだが、せめて前後セット5万円前後は出そう
ロードバイクを初めて購入したという方は、だいたい20万円前後からそれ以下の完成車を買っていると思います。
その価格と比べるとホイールに5万円となると、完成車の本体価格の何分の1になるね〜ん!って感じでしょうけど、その価格帯の完成車についているホイールはとても安いもので、ベテランの方からは「鉄ゲタ」なんて呼ばれているホイールです。
前後セットで1万円台といった破格のホイールも販売されていますが、それだと完成車についているものと、そんなに変わらないので、せめて5万円〜10万円程度以上のホイールを購入するようにしましょう。
クセの無いオールマイティーなものを選ぶ
ホイールのうちタイヤが付く部分のことをリムといいますが、そのリムの高さが高いものが販売されています。
空気抵抗を減らす目的があって、リムを高くしているのですが、その分重くなることと、横風の影響をもろに受けることから、初めてホイールを交換するという方には、あまり高いものはおすすめできません。
ただし、見た目も大切ですから、それほど50mm以上あるようなものでなければ、チャレンジしてもOKでしょう〜!
ちなみに、これは!ってのを後で紹介しているので、みてくださいね〜!
マイナーなメーカーのものは避ける
マイナーなメーカーの皆さま、誤解なさないで欲しいのですが、決してマイナーなメーカーのホイールが性能的にダメと言ってるのではありませんので、お許しくださいね。
良いものはたくさんあるのですが、初心者さんからすと初めて完成車についていたもの以外のホイールというのは、レースやツーリング、はたまた近所のカフェに行くとなんかにも使うものになります。
ホイールのトラブルで自転車に乗れないのは辛いので、スポークが歪んだ、折れた・・なんてことがあった場合、メジャーなメーカーのホイールだと、部品交換がとても早くなるというメリットはかなりの高ポイントでしょう。
そんなことも考慮してボクはどこにでも手に入るようなスポークを使った手組みホイールを愛用しています
おススメは、カンパニョーロのシロッコ
値段的にも5万円くらいとかなりお安い!
重量は1725gとそれほど軽くはないですが、リム高が35mmあり完成車でついてくるホイールよりもグッと見た目がカッコよくなりテンションがあがります。
なにより、カンパニョーロのリアホイールはG3組という独特のスポークの組み方をしてあり、パッとみてホイール変えたよね!って分かるのもいいところ。
レースに出るとか、ヒルクライムをしたいとかではなく、ひとまず交換をしてみようという初心者の方には最高の1本だと思います。
【まとめ】ホイール交換は、とても費用対効果が高い
ホイールを交換すると走りが体感として変化することがわかるので、費用対効果がスゴイ高いです。
私の初めて10万円くらいのホイールを購入して、装着して初めて走った時に、いままで使っていたホイールとの違いにビックリしたのを覚えています。
自転車って、そうやって一つ一つ自分仕様に変えていくのも楽しみの1つです。
ちょっと、ロードバイク楽しくなってきたなぁって思ってきたら、ホイールも検討してみましょう。
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